日航機墜落事故22年、遺族らが灯籠流し
520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から12日で22年となるのを前に、墜落現場の「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)のふもとを流れる神流川で11日夜、遺族らが灯籠(とうろう)流しを行った。参加した遺族らは、痛ましい事故の再発防止と、はかなく散った犠牲者の冥福を祈った。
午後6時50分ごろ、約100人の遺族らがそれぞれの思いをつづった灯籠を前に黙とう。地元住民らによるアコーディオンの音色が響き渡る中、遺族らが川面に浮かべた大小様々な約300個の灯籠は、暗がりの中でほのかな光を放った。
墜落時刻の同6時56分が近づくと、参加者が童謡の「しゃぼん玉」や「ゆうやけこやけ」を合唱。最後に、事故で死亡した歌手、坂本九さんの曲「見上げてごらん夜の星を」をペンライトをゆっくりと振りながら歌い上げた。
弟の俊介さん(当時30)を亡くした長谷川博行さん(58)は「もう22年もの長い年月がたったんだという思いがする。空の安全を願ってやみません」と話し、俊介さんの在りし日の姿を思い浮かべた。(20:37)
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